継続的改善B2Bマーケティング戦略における定義フェーズとは
- 継続的改善B2Bマーケティング戦略における定義フェーズとは、あるべき姿を決めることです
- それにより、進むべき方向が明確になり、あるべき姿に行くための戦略をつくることができます
詳しくは以下のコラムで
マーケティング戦略とは成長するための方法
マーケティング戦略とは企業が成長するための方法です。そして成長するためには基本の考え方を理解しなくてはなりません。
大きな木には太い幹があるように、継続的に成長する企業にはしっかりとした幹があります。しっかりした会社の方針があるのです。
- ビジョン(あるべき姿)
- ミッション(そこいく行く理由)
- ストラテジー(そこに行く方法)
ビジョン、ミッション、ストラテジーという言葉を聞いたことがあると思います。
あるべき姿は、ビジョンです。どんな企業になりたいのかということです。そこに行く理由は、ミッションです。企業の存在意義であり、果たすべき使命です。企業が何のために存在しているかという事であり行動の基本になります。そしてあるべき姿(ビジョン)へ行く方法がストラテジー、つまり戦略なのです。
ですから、マーケティング戦略とは企業の使命を果たすために、どうやってあるべき姿に行くのかという方法といえます。
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マーケティングは将来の「誰に」「何を」「どうやって」
マーケティング戦略は、簡単に言うと「誰に」、「何を」、「どうやって」提供して対価を得るかという方法です。
「誰に」はターゲットを明確にして絞り込むこと、「何」をはモノではなく独自の価値をつくること、「どうやって」は顧客に売り込むのではなく、顧客を引き寄せることです。
今の会社の「誰に」「何を」「どうやって」(As Is)をあるべき姿を実現することのできる、将来の「誰に」「何を」「どうやって」(To Be)に作り変える方法がマーケティング戦略です。
最適な「誰に」「何を」「どうやって」を実行することであるべき姿が見えてきます。
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継続的改善B2BマーケティングではDMAICを使う
情報はどんどん増えてあふれ、世の中の変化のスピードはますます速まっています。ですからは戦略も継続的に改善しなければなりません。
そして継続的改善をするためには適切な改善の方法が必要です。それを可能にするのが継続的改善B2Bマーケティングです。継続的改善B2Bマーケティングリーンシックスシグマの改善手法であるDMAICという考え方を使います。
DMAIC手法とは日常業務の効率や品質向上を目指すプロセスイノベーションのための手法で、リーンシックスシグマの基本となるものです。
VOC(Voice of Customer:顧客の声)のインプットから顧客の要求を基本にして、業務品質向上、生産性改善、品質向上から顧客サービス改善まで幅広い業務課題に対応します。
DMAIC手法はビジネスでも日常生活でも、何かを改善をする場合に使える便利で応用範囲が広い継続的改善の手法です。 継続的に売上を上げるにはあるべき姿とプロセスが鍵になります
DMAICの5フェーズ
DMAIC手法は5つのフェーズで課題を解決、プランを作成します。
5つのフェーズとはDefine(定義)、Maesure(測定)、Analyze(分析)、Improve(改善)、Control(定着)です。
- 定義(Define)フェーズであるべき姿・目標を定義し
- 測定(Measure)フェーズで現状認識、問題点の洗い出しを行い
- 分析(Analyze)フェーズで要因の絞り込み根本原因を特定し影響度から優先順位をつけ
- 改善(Improve)フェーズでプランを再設計し実行します
- 管理(Control)フェーズで効果を検証し組織が自発的に改善をし続けるよう定着させます
問題点とその根本原因を理解し正しく改善します。
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継続的改善B2Bマーケティング戦略の定義フェーズとは
継続的改善B2Bマーケティング戦略の作り方をDMAICで示したステップが下の図になります。この中で、あるべき姿と目標を定義するのが定義フェーズです。(緑の部分)
具体的には定義(Define)フェーズでは、あるべき姿・目標を定義します。(図の①)、マーケティング戦略での“あるべき姿”とは、つまり企業のビジョンであり、“目標(ゴール)”とは企業の目標となります。
定義フェーズの次は測定フェーズです。
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