マーケティング戦略書をまとめる
- マーケティング戦略とは、プロセスを経て作り上げた戦略のまとめです
- それにより経営陣からミドルマネジメントまで戦略として腹におちるまで理解を深めることができます
詳しくは以下のコラムで
マーケティング戦略書をつくる
継続的改善マーケティング戦略の手順に従って作った戦略の骨子が決まってきたらマーケティング戦略書としてまとめましょう。マーケティング戦略書は、その名の通りマーケティング戦略を簡潔にまとめた書類です。ここまでの一連のプロセスを経てつくり上げた戦略を経営陣からミドルマネジメントまでに正しく確実に理解してもらう、そして自分の会社の戦略として腹におちるまで理解を深める為の書類です。
確実に理解してもらう為には、必要以上に情報を詰め込まず詳細レベルはできるだけ省き、マネジメント層が知るべき内容に絞り要点をシンプルに表現するようにします。(どうしても添付が必要な場合は巻末の添付資料としてまとめましょう)
マーケティング戦略書の内容
- ミッション・ビジョン・目標
- 現状認識 - SBUミックス
- 現状認識 - 外的要因
- 現状認識 - 内的要因
① 売上を分解する
② 誰に(顧客)
③ 何を(マーケティングミックス)
④ どうやって(顧客獲得・顧客育成・顧客維持のプロセス) - 問題点と根本原因
- 戦略課題
- 優先順位づけ
- 大きな視点からの考察
- 新しいアイデアからの考察
- インプット統合・プラン再設計
① 誰に(顧客)
② 何を(マーケティングミックス)
③ どうやって(ジャーニー/ストーリー/エクスペリエンス) - 戦略の方向性と打ち手
- 戦略プロジェクト
- 継続的改善
- エグゼクティブサマリー
簡単にいえば、ビジョン(あるべき姿)→現状認識→根本原因・戦略課題→プラン再設計→実行→継続的改善という流れで文章をまとめていきます。
継続的改善B2Bマーケティングについて詳しくは以下のコラムをご参照ください。
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イメージがわくように心がける
戦略というと何か難しいのでは堅苦しいと感じる人もいるかもしれませんが、実は戦略にはワクワクする感じも必要です。戦略を実現できそうな感じがする、実現すると会社が変わっていくような感じや成長しそうな感じがするといったイメージです。
そんな観点からも戦略書の表現にも気を使いましょう。たとえば文字だけの書類では読む気持ちも薄れてしまうかもしれませんし、内容が細かすぎると全体像がみえにくくなってしまうかもしれません。読みやすくする理解しやすくするためにも図や表を挿入するなどして工夫をしましょう。もちろん数字やデータは戦略には必須ですが、数字だけではなく理解をサポートするグラフやイメージを入れていく事で視覚的にわかりやすくなります。
以下のような感じで、視覚的に表現しましょう。
戦略をプロジェクト化して実行プランに落とし込む
マーケティング戦略書には、戦略をいかにして実行するかも入れていきましょう。どんな良い戦略も実行できなければ全く意味がありません。まず戦略によって進む方向性と実行プランを視覚的にイメージする。そして戦略を実行するための打ち手と戦略プロジェクトに落とし込む。そうすることによって具体的な実行プランを視覚的にイメージして共有することができます。
「誰に」「何を」「どうやって」価値を提供して対価をもらうのか、そのためにどのようなことを実行すべきかを視覚的にイメージする方法を考えてみましょう。複雑な内容を視覚的にシンプルにイメージするのがポイントです。
図解!B2Bマーケティング戦略の作り方
継続的改善B2Bマーケティング戦略の作り方の手順にそってまとめた書類がマーケティング戦略書ですが、eBookをご用意しましたので活用してください。
あなたの会社の状況にあった現状認識や分析、そして「誰に」「何を」「どうやって」価値を提供するかをシンプルかつ明確に決めていきましょう。
ただしテンプレートはあくまでもベースなので、省いたり追加したり修正したりしてメリハリをつけ、独自のマーケティング戦略を、ワクワクする成長戦略を描くことが大切です。
マーケティング戦略の基本をシンプルに理解できるeBook、『図解!B2Bマーケティング戦略の作り方』は、
以下からダウンロードできます。
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