DMAIC手法基本:飯田バージョン

  • 飯田バージョンとは、DMAIC手法を活用した飯田流イノベーションフレームワークです
  • それにより、現在のプロセスをあるべき姿のプロセスに変え最大効果最大効率を継続することができます

詳しくは以下のコラムで

継続的改善B2Bマーケティング戦略ではDMAICを使う

DMAIC手法とは日常業務から経営までの効率や品質向上を目指すプロセスイノベーションのための手法で、リーンシックスシグマの基本となるものです。DMAICは顧客価値満足にもとづいて本質的に課題を解決手法であり、個々の課題を論理的、定量的にステップを踏んで解決につなげていきます。

この論理的という部分は、簡単そうに見えて実は「勘と経験」を重視してきた日本人が最も苦手とすることです。この「論理的、定量的にステップを踏む」ことがキチンとできないままに解決策を探し続けることは、最適な解決手段を見落とすことにもつながり、効率もとても悪くなります。

DMAIC手法はVOC(Voice of Customer:顧客の声)のインプットから顧客の要求を基本にして、業務品質向上、生産性改善、品質向上から顧客サービス改善まで幅広い業務課題に対応します。継続的改善B2Bマーケティングでは、DMAIC手法を使って以下の4つの仕組みを作ります。

  • B2Bマーケティング戦略 - 「誰に」「何を」「どうやって」提供するかの仕組み
  • カスタマージャーニー -「どうやって」顧客を獲得するかの仕組み
  • カスタマーストーリー - 「どうやって」顧客を育成するかの仕組み
  • カスタマーエクスぺリエンス - 「どうやって」顧客を維持するかの仕組み

DMAIC手法はビジネスでも日常生活でも、何かを改善をする場合に使える便利で応用範囲が広い継続的改善の手法です。

DMAICの5フェーズ

DMAIC手法は5つのフェーズで課題を解決、プランを作成します。5つのフェーズとはDefine(定義)、Maesure(測定)、Analyze(分析)、Improve(改善)、Control(定着)です。

  • 「定義」フェーズで、あるべき姿(or 解決すべき問題)と目標を定義する
  • 「測定」フェーズで現状をプロセスとデータで正しく認識し、問題点を発見する
  • 「分析」フェーズで、問題の根本原因を特定し、影響度を検証し、優先順位付けをおこなう
  • 「改善」フェーズで、根本原因を最適化する(取り除く)解決策と新たなアイデアからプランを再設計する
  • 「管理」フェーズで、実行して効果を検証し、コントロール手法を明確にして根付かせる

問題点とその根本原因を理解し正しく改善します。

DMAIC手法基本:飯田バージョン

DMAICは工場などおける生産工程などの改善に多く使われますが、ここで紹介する「DMAIC手法基本:飯田バージョン」は特にフロントオフィスやバックオフィスといった部分で起きる様々な問題を解決するための方法です。私は今まで経営メンバーとして、マーケティング、セールス、カスタマーサービス、ロジスティクスなどのオペレーションの現場をマネジメントしてきましたが、そこには大きいものから小さいもの、部門をまたぐ問題や全社的な課題など様々な問題に直面してきました。そのたびにDMAICの考え方をベースに、あるべき姿は何か、どこに行きたいのか、現状はどうなっているのか、根本原因は何か、最善の解決策は何か、そして実行するには?といったこといったDMAICの考え方をベースにして問題を解決したり、新しい手法を考え出したりしてきました。

その経験からオフィスで起こる課題や困難に直面した際や、何か新たなことを作り上げる、例えば部門横断や全社のプロジェクトなどを進めるにために、考え出したのフレームワークが「DMAIC手法基本:飯田バージョン」です。あらゆる問題に対し、このフレームワークをあてはめて考えると、問題解決や改善、新たな方法を創り上げる際にきっと役に立つと思います。

5フェーズ14ステップ

それでは、ここからDMAICをベースに作った「DMAIC手法基本:飯田バージョン」の説明をします。基本はDMAICの5フェーズです。そこに14のプロセスで行います。以下の図を見てください。プロセスは左の①から⑭に進んでいきます。

「定義」フェーズ 問題点や目標の定義

①あるべき姿、目標の定義

「測定」フェーズ 現在の状況を以下3つの視点から理解する(As Isの理解)

②パフォーマンスに関しての、現状分析と問題点の発見
③プロセスに関しての、現状分析と問題点の発見
④現場に関しての、現状分析と問題点の発見

「分析」フェーズ 根本原因を特定する

⑤問題点の整理
⑥根本原因・戦略課題の抽出
⑦影響度を検証し取り組む優先順位を決める

「改善」フェーズ プランを再設計する(To Beを作る)

⑧根本原因を取り除くを改善案、戦略課題を考える
⑨大きな視点から考える
⑩新しいアイデアを発想する
⑪上記⑧⑨⑩のインプットを統合してプランを再設計する
⑫実行する

「管理」フェーズ

⑬結果の検証
⑭継続的改善を根付かせる

このようなプロセスを踏んであるべき姿を実現していきます。また各プロセスには意思決定をサポートするツールや手法を使っていきます。

現在のプロセスをあるべき姿のプロセスに変える

お気づきでしょうか?このフレームワークを使って出来ることは、つまり“現在のプロセスをあるべき姿のプロセスに変える”ことなのです。

下の図のように、現在(As Isプロセス)をあるべき姿(To Beプロセス)に変えることが、最終的な目的なのです。下の場合は、今のプロセス1から5を、あるべき姿のプロセス1から5、もしくは新たなプロセスに変えることで最大効果最大効率のパフォーマンスを発揮する仕組みをつくりあげることなのです。

まとめ

今のプロセスを、あるべき姿のプロセスに変えることで最大効果最大効率のパフォーマンスを発揮する仕組みをつくりあげることが「DMAIC手法基本:飯田バージョン」の役割です。マーケティング戦略などあらゆるものはプロセスに分解できます。「DMAIC手法基本:飯田バージョン」うを使ってマーケティング戦略を、現在のプロセスからあるべき姿のプロセスに変える方法が以下です。

  • 継続的改善B2Bマーケティング戦略 - 「誰に」「何を」「どうやって」提供するかの仕組み
  • 継続的改善カスタマージャーニー -「どうやって」顧客を獲得するかの仕組み
  • 継続的改善カスタマーストーリー - 「どうやって」顧客を育成するかの仕組み
  • 継続的改善カスタマーエクスぺリエンス - 「どうやって」顧客を維持するかの仕組み

具体的な方法に関して詳しくは以下のコラムをご参照ください。

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